目標を実現させる方法のステップ5・目標を具体化する

目標を明確にして実現させたい理由もハッキリしたら次にやるべきことがあります。

それは目標をより具体的にしていくことです。

最初はピンと来ないかもしれませんが、具体化していく方法を1つずつ解説していますので順番にチェックしてみてくださいね^^

目次

目標を実現させる方法/主語と述語の具体化

例えば、「投資家になりたい」という目標があったとして、主語と述語を具体化していく流れを解説します。

主語の具体化

この場合、書き出しに「私、○○○○(名前)は」を加えてください。

全ての目標に「私、○○○○(名前)は」を加えます。

やるのは他の誰でもない、自分です。

自分の潜在意識に伝えるためには、一人称である自分自身が直接指示しなければいけません。

潜在意識というのは、“やる気のスイッチ”のようなものです。

潜在意識が本気でやろうと思えるようになれば実現します。

その潜在意識にしっかりと伝えるために書き出しは、「私、○○○○(名前)は」からです。

述語の具体化

次に書き終わりを具体化します。

「~になっている」「~をしている」で終えます。

「~になりたい」「~したい」ではありません。

この違いは分かるでしょうか?

書くべきは、「~になっている」「~をしている」と断定的に、しかも実現している書き方です。

実現することが大前提です。

~になりたいな、~になれればいいな。

そんなものではありません。

これから、なるのです。

すでに確定しているのです。

例として投資家になりたいという目標なら「私、○○○○(名前)は投資家になっている」です。

主語・述語の具体化まとめ

自分の目標を、「私、○○○○(名前)は」で書き出し、「~になっている」「~をしている」などの断定的な書き方で終える。

いくつか複数の目標があるなら、すべて同じような書き方にします。

もしかすると述語の具体化に違和感があるかもしれません。

「なってもないのに、なっているというのは…」と思うでしょうか。

確かに慣れていない場合、そういう感覚が強いでしょう。

気持ちが受け入れないかもしれません。

目標を実現させる段階で、ここがうまく乗り越えられないために進めない人もいます。

つまり、この術後の具体化は今後うまくいくか、中断してしまうかの岐路と言えるかもしれません。

ぜひ何度も何度も繰り返して気持ちが受け入れられるようになりましょう。

目標を実現させる方法/期限の具体化

目標の主語・述語のほかにも具体化するものがあります。

それが『期限』です。

目標を「いつまでに」実現するのか。

「いつまでに」と言われても、すぐにイメージ出来ないかもしれません。

ですが、これは根拠がなくても大丈夫です。

いつまでに実現すれば嬉しいか考えてみましょう。

例えば、大切な恋人と旅行することが目標だとします。

どうでしょう、1か月後ではスケジュールなども含めて難しいかもしれません。

自分や相手の予定はもちろん、行く先々の予約なども必要です。

それなら3か月後か、半年後はどうでしょう。

1年後でもいいのか。

何となく、1年もあれば本当に出来そうに思いませんか?

1年もあるのですから。

では、大切な恋人と旅行することが目標なら

「私、○○○○(名前)は、1年以内の20○○年○○月末までに大切な恋人と○○(場所や目的など)旅行して、楽しい時間を過ごしている」となります。

ほかの目標も同じように、「いつまでに」という期限をつけて書きます。

目標を実現させる方法/具体化の補足

ここまで目標の主語、述語、期限を具体化してきました。

なお、目標の全部を必ず具体化するというものではなく、具体的に出来るものだけで大丈夫です。

また、主語、述語、期限の他にも具体化できるものがあれば積極的に行いましょう。

例えば「私、○○○○(名前)は1年以内の20○○年○○月末までに大切だと思える恋人に出会って楽しい時間を過ごしている」という目標があるとします。

念のためですが、人と出会うとか、恋人を作るということが、何かとてつもなく難しいことだと思うかもしれませんが、実は、それほど難しいことではありません。

本気で願えば実現します。

私も出会いの機会さえまったく想像できない状態から、一時はあきらめかけていた結婚まで実現しました。

まさに衝撃的な出来事ですが、実現しています。

では、話を元に戻して、恋人についての目標をより具体的にしてみましょう。

目標を実現させる方法/具体化の方法例

恋人についての目標をより具体的にするというのは、どのようなタイプの人を求めるか等です。

自分の理想の人物をハッキリさせるとも言えます。

例えば、性格はアクティブなほうがいいのか、控えめなほうがいいのか。

背の高い人がいいのか低い人がいいのか、髪はショートかロングか。

体型はちょっとぽっちゃりがいいとか、目はタレ目がいいとか。

本当に事細かくイメージできたほうが良いです。

そして、イメージと似ている芸能人がいるなら、その人の写真を探して、何度も見るようにします。

その上で、このような人と出会っていると心に思ってください。

目標は明確であればあるほど、具体的であればあるほど実現性が高まります。

なお、お金のことは、金額がハッキリしていて、実現させたい理由が意識できていれば大丈夫ですが、少し注意が必要です。

例えば、いついつまでに1000万円を手にする!

という目標を設定して、実際に1000万円を手にしたとします。

ですが、実際にお金を手にして、本当に達成感や幸福感を感じるかどうか。

1000万円の現金を手にしたなら、その時は確かに嬉しいと思いますが、それだけで本当に幸せを感じられるでしょうか。

あなたはどうでしょう?

実は、お金というのはほとんどの場合、手段でしかありません。

本当の目標、本当に願うことはその先にあるものです。

1000万円を手にできたら、それで何をしたいのか。

誰かと美味しいものを食べたり、旅行したり、その楽しい時間や思い出が、幸せや豊かな気持ち、幸福感というものを感じさせてくれるものです。

そのための手段としてのお金。

いかがでしょう?

目標と手段がごちゃごちゃになって、分からなくなると後々大変です。

達成したと思った時、つまりお金を手にした時に

「あれ?なにか違う・・・これは自分が求めたものだったのか?」という、むなしさを感じることになりかねません。

世の中には、使いきれないほどの資産を持っていても幸せを感じられない人がいるといいます。

つまり、金額の大小で幸せが決まるものではないということです。

100万円で十分だと思う人もいれば、1億円でも足りないと思う人もいるでしょう。

お金に限らず、「私は社長になる!」「私はフェラーリに乗る!」

こういう類も同じです。

社長になってどうしたいのか、何を得たいのか、もっと考えてみるべきです。

フェラーリに乗って何を感じたいのか、もっと考えてみるべきです。

例えば、社長になったら周りからチヤホヤされる、尊敬されるから社長になりたいと思っているかもしれません。

その場合、よく考えてみると、周りからチヤホヤされたい、尊敬されたいということが本来の目的であって、社長でなくてもいいかもしれません。

フェラーリに乗って周りから羨ましがられたいと思っていたなら、羨ましがられることは、実はフェラーリ以外にもたくさんあるかもしれません。

自分はどんな時に幸せを感じるのか。

どういう感情を求めているのか考えてみましょう。

お金を求める、地位を求める、物を求める。

それだけではなく、その先の感情を見つけてみてください。

金額の目標を設定する場合は、その金額を手にして何をするから楽しいのか。

自分はどんな状態になれば幸せを感じられるのか。

そこまで具体的にイメージしてみてください。

目標を実現させる方法/具体化した時の感情

目標をより具体的にした時、あなたはどう感じたでしょうか?

その目標を自分で本当に実現できると心から思えたでしょうか?

『自分で本当に実現できると心から思える』

これは、とても大事です。

例えば、結婚相手を求める時、理想が高くなりがちではないでしょうか。

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

ただ、本気で自分が望んでいることか。

そして、それが可能なことだと自分で思えるかどうか、というのが重要です。

例えば、あなたが女性だとして、お金持ちの男性と結婚したい!と思ったとします。

極端な話、資産数兆円という資産家の御曹司と結婚するでしょうか。

格好良い男性と結婚したい!と思ったとして、旬なドラマのイケメン俳優さんと結婚するでしょうか。

例えば、あなたが男性で、素敵な女性と結婚したい!と思ったとして、グループ企業の社長令嬢や、人気アイドルや女優さんと結婚するでしょうか。

ちょっと極端すぎるかもしれませんが、その多くは目標ではなく実は「憧れ」という場合があります。

憧れがいけないというつもりはありません。

それが、楽しい気持ちにさせるケースもあります。

大事なことは、その憧れと実現するための目標はハッキリと区別するべきだということです。

もちろん、本当に自分で資産家の御曹司と結婚すると、心から思えるなら大丈夫です。

人気アイドルや女優さんと結婚すると、心から思えるなら大丈夫です。

本気で自分が実現すると思えるなら、実現するということです。

しかし、多くの場合の「憧れ」は自分でも分かっています。

それは、あくまでも実現しない夢なのだと。

自分が実現しないと思っているものは、実現しません。

ですので、本気で自分が実現すると思えることに集中するべきなのです。

いかがでしょう。

目標をより具体的にした時、もし、ただの「憧れ」だったと感じてしまうようなら。

目標をもう一度、考えるべきかもしれません。

本当に自分が求めているものか、本気で実現させたいと思っているものか。

『自分が本気でやりたいことは何なのか?』

これがとても大事です。

最後に

目標を実現させる方法について各ステップ、過不足なく細大もらさず、やるべきこととやるべき順番をお伝えしています。

1つ1つはシンプルです。

ただ、実際やってみようとすると慣れないうちは案外つまずいてしまうかもしれません。

ですが、仮に途中でつまずいたとしても、そこであきらめないでください。

それが私の切なる願いです。

実践していれば慣れてきます。

元々がシンプルなものですから。

慣れるまでにちょっと労力が必要かもしれませんが、頑張りが報われる日が必ず訪れます。

ぜひ継続して、あなたが本当に願うこと、あなたの真の目標を実現させていただければと思います。

あなたが今より、もっと豊かに、もっと幸せになりますように。

目標を実現させる方法ステップ一覧

>>目標を実現させる方法ステップ1・決断

>>目標を実現させる方法ステップ2・感謝

>>目標を実現させる方法ステップ3・目標を考える

>>目標を実現させる方法ステップ4・目標を実現させたい理由を考える

>>目標を実現させる方法ステップ6・最も優先したい目標を選ぶ

>>目標を実現させる方法ステップ7・差し出すものを決める

>>目標を実現させる方法ステップ8・目標をイメージ化する

>>目標を実現させる方法ステップ9・感情を感じる

>>目標を実現させる方法ステップ10・習慣にする

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次